「マンションは、今買い時か?」
「マンションは、今買い時か?」
住友不動産販売では、ライフプラン設計の専門家であるファイナンシャルプランナーを講師陣に迎え、「住まいのオープンセミナー」を開催しています。今月の不動産コラムでは、お客様に好評だったセミナーの内容をご紹介します。
協力/NPO法人(内閣府認証)FPコンサルタント普及協会
講師:渡辺尚之…ファイナンシャルプランナー、DCプランナー、NPO法人(内閣府認証)FPコンサルタント普及協会 代表理事
都心部は供給減、価格は上昇の余地も
マンションの購入は、一生のうちにそう多くはない高い買い物です。現在の状況を把握しながら、買い時について考えていきましょう。
首都圏の2008年のマンションの新規分譲戸数は、予測では54,000戸。1994年から約15年間は7万戸を上回り、第6次マンションブームといわれていましたが、昨年からの低水準によりブームが終結するとの見方が広がっています。23区では契約率は約70%と好調で、1戸当たりの平均価格は4,644万円。こちらは、バブル崩壊後初めて4,500万円越えとなりました。

特に昨年は、23区内にミニバブルと呼ばれる現象が絡んでいます。ここ2年くらいで地区によってはマンション価格が30%上昇し、価格の上昇を見越す売り惜しみが見られるようになりました。また都心部や駅前の物件では、リートと呼ばれる投資家たちがマンションを一棟丸ごと買うケースもありました。こうしたことから、着工戸数は多くても分譲されるのは半分弱で、供給量は減るという事態が起こっています。物件数が減った分、どうしても買いたい層や投資家、業者が競合し、さらに価格が上昇するという現象が起きました。豊洲や武蔵小杉などの再開発地域を中心にまだ価格が上がる可能性もありますが、エリアごとに事情は違うので、情報収集をしっかり行うことが大切です。
2007年の首都圏マンション市場動向

2007年の首都圏流通市場動向

自分のライフステージに合わせて選択する
それとは反対に、埼玉や千葉などの郊外では昨年春から供給数が増加しています。これは在庫調整が一通り終わって増加に転じたと考えられ、価格も都心部ほどではないものの上昇し、供給調整が行われました。エリアによっては値下がりの動きも出始めて徐々に買い手市場になりつつあり、都心部と郊外での二極化が進んでいます。
次に中古マンションでは、新築と違って管理状態や耐震面などを実際に見て確認できるというメリットがあります。築10年ぐらいのものや都心部と郊外との境目エリアの物件は、比較的価格も手頃で狙い目といえます。 マンションを選択するポイントとしては、自分のライフステージに合わせて予算内で探すこと、なるべく駅から徒歩圏の物件を選んで将来の資産価値が維持されるように考えることが大切です。金利の動きにも気を配り、自分にとっての買い時を見極めるようにしましょう。
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