新築マンション供給戸数 2008年4-9月期
新築マンション供給戸数 2008年4-9月期
首都圏の供給戸数、3年連続で減少
08年4月から9月までの首都圏供給戸数は1万9,299戸(前年度比 ▲35.9%減)とマンションの大量供給が始まった94年以降で初めて1万戸台となりました。平均価格は4,904万円(同+3.2%)と価格上昇による売れ行きの低迷が顕著になっています。

近畿圏も3年連続前年度比で減少
近畿圏の供給戸数は1万589戸(前年度比▲26.8%減)と、93年以来の低水準となり、平均価格は3,616万円(同+4.4%)で3年連続の上昇となりました。

新築マンションと中古住宅の市場規模比較(4-9月期)
11月の当コラムでは4-9月期の不動産流通市場の動向について掲載しましたが、中古市場は、件数、価格とも前年比で増加傾向にありました。今月は新築マンションの動向を掲載しましたが、価格は上昇傾向にあるものの供給戸数は激減しています。首都圏と近畿圏別に新築マンションと中古住宅の取扱高(新築=契約戸数×分譲価格、中古=成約件数×成約価格)を比較してみました。
首都圏新築マンションの市場規模は、ピーク時の96年(2兆1,060億円)から ▲55.1%減少の9,464億円、中古はピーク時の94年(9,219億円)から ▲21.1%減少の7,270億円となっています。
※ 新築=マンション、中古=マンション、戸建、土地の合計

近畿圏の市場規模も首都圏とほぼ同じ傾向にあり、新築マンションはピーク時の96年(1兆451億円)から▲63.4%減少の3,829億円、中古はピーク時の94年 (2,803億円)から▲18.9%減少した2,273億円でした。

新築マンションと中古マンションの価格乖離(4-9月期)
次は新築と中古マンションの価格面での比較です。
首都圏で最も価格差があったのは01年と03年で51.2%。金額では01年の新築が4,022万円、中古1,963万円。03年は新築4,055万円、中古1,979万円で約2千万円の差が開いていました。
反対に最も差が縮まったのが92年の17.6%。金額は新築が4,580万円、中古3,773万円ということで約8百万円の差でした。因みに新築マンションの平均価格は6年連続、中古マンションが7年連続前年比で上昇しています。

近畿圏で最も価格差があったのは04年で54.6%。金額では新築3,191万円、中古1,450万円で約1千7百万円の差。最も差が縮まったのが94年で22.4%。金額で新築3,730万円、中古2,895万円、差は約830万円でした。平均価格は新築マンションが3年連続、中古マンションは4年連続前年比で上昇しています。

首都圏不動産流通市場の築年数状況(4-9月期)
08年4-9月に成約した首都圏中古マンションの平均築年数は16.32年で、前年比0.75年築浅になりました。08年は築10年未満の築浅マンションの取引が拡大しており、築21年以上の古いマンションの成約件数が減少しました。一方、築11年から20年の物件はここ数年ほぼ一定の成約件数で推移しています。

首都圏中古戸建の平均築年数は17.40年で、前年比0.3年築浅になりました。 08年は、新築マンションほど顕著ではありませんが築10年未満の築浅物件の取引が拡大しています。築21年以上の古い物件は成約件数が減少しており、築11年から20年の物件はほぼ一定の成約件数で推移しています。

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