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vol.56
 

2009年公示地価 全国平均で住宅地、商業地ともに3年ぶり下落




2009年公示地価 全国平均で住宅地、商業地ともに3年ぶり下落





昨年後半に急減速、大都市中心部で顕著に



国土交通省は3月23日、2009年1月1日時点の公示地価を発表、全国の全用途平均で下落となりました。下落率は住宅地が▲3.2%(昨年1.3%)、商業地▲4.7%(同3.8%)でともに2006年以来3年振りの下落。これまでの地価上昇を牽引してきた大都市部での落ち込みが顕著に現れています。金融危機による投資マネーの減少と景気の低迷により不動産を買い控える動きが広がり、4年振りにすべての都道府県でマイナスとなりました。
ただし、不動産の評価は、築年数、間取り、広さ、土地の形、方位、周辺環境等様々な要素によって異なります。不動産のお取引を検討される際には、お近くの住友不動産販売の営業店舗へお気軽にご相談下さい。


公示地価…国土交通省が、毎年3月に公表する1月1日時点の全国の土地価格。土地鑑定委員会が2人以上の不動産鑑定士の鑑定評価を求め、その結果を審査し必要な調整を行って判定します。今年は全国で2万 8千地点の標準地が評価されました。


東京圏の地価下落、特に都心部での急落が目立つ




東京圏の住宅地は▲4.4%と3年振りの下落となりました。東京都の平均は▲6.5%の下落、都区部は昨年の10.4%の上昇から▲8.3%の大幅下落となりました。中でも品川や世田谷といった区部南西部では昨年の   10.6%の上昇から▲10.1の下落となっています。
商業地は昨年の12.2%増から▲6.1%減と大きく反転しました。特に収益性の高い商業用不動産への需要によって昨年まで高い上昇地点が相次いでいた都区部は17.3%から▲8.1%の下落となりました。


大阪圏も、08年の上昇傾向から下落傾向へ




大阪圏の住宅地も▲2.0%と東京圏と同様3年振りの下落となりました。府内北部の豊能地域での下落幅が大きく、泉南や阪神地域では下落幅が比較的小さい結果となりました。
商業地は▲3.3%と4年振りの下落となっています。特に大阪市中心6区の平均では、昨年15.2%の上昇から▲6.3%と、不動産ファンド等による投資が減少した影響で大きな下落が見られました。


名古屋圏、商業地を中心に大きく下落




名古屋圏の住宅地は昨年の2.8%から▲2.8%と3年振りの下落でしたが、特に商業地での下落傾向が顕著でした。
商業地では昨年比で▲28.4%減で全国1位の下落率となった「中区栄4丁目」をはじめ、全国の下落幅上位10地点のうち、9地点が名古屋市内を占め、名古屋圏全体でも昨年の8.4%から▲5.9%と大きく減落しました。


地方圏、回復傾向から一転下落幅拡大




住宅地▲2.8%、商業地が▲4.2%と、1993年から17年連続で下落しています。2005年以降下落幅は縮小傾向にありましたが今回は拡大。住宅地はマンション開発が活発だった札幌、仙台、福岡等の中心都市が、商業地では不動産投資が活発だった仙台や福岡といった都市が、昨年の上昇から一転下落に転じています。


地価水準




いわゆるバブルと言われていました1990年の価格を100として、今回公表された地価水準(指数)を見てみますと、全国の全用途平均は92年から下落が続き、07年にプラスに転じ昨年は上げ幅を拡大しましたが、今年は下落に転じ、90年との比較では65.0の水準となっています。
東京圏は42.0、大阪圏が32.2の水準でしかありません。今回商業地の下落傾向が顕著だった名古屋圏はバブル期に大幅な上昇が無かったこともあり、60.0と首都圏や近畿圏に比べるとまだ高い水準を維持しています。



 
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※このデータは2009年04月02日現在のものです。 [本コンテンツの内容について] [住友不動産販売TOPへ]