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2006年01月10日
おすすめ通信 日本の伝統~お正月~
コラム担当者 何でもおすすめ通信
今年最初は、お正月の鏡餅についてお話したいと思います。みなさん鏡餅の意味ご存知ですか?
お餅は古くから神様の食べ物として用いられてきました。農耕民族である日本人が五穀豊穣の感謝の気持ちを表した伝統で、日本人固有の文化のようです。一般的に食べるお餅は関東では四角い切り餅、関西では丸餅ですが、お飾り用は全国丸いお餅でおもしろい違いですね。昔使っていた鏡が丸い形をしていたことから鏡餅は丸いお餅という意味でもあるようです。
ところで、みなさんのご自宅ではどこに鏡餅を置きましたか?鏡餅は一番尊い所に置くとされています。床の間のあるご自宅では、そこに飾ったという方もいらっしゃるのでは。我が家では毎年3箇所に飾ります。床の間は無いので、仏壇とトイレとキッチンです。我が家は祖母からの教えで、ご先祖様とトイレの神様と火の神様に1年の感謝をするという意味を込めて、お掃除後飾っていたようです。
トイレは昔から不思議に思っていたのですが、トイレの神様は普段は目をつぶっているが、年に1度目を開くという話もあるようです。
置く場所以外にも、色々な意味が含まれています。
まず、お餅が2段になっているのは「円満に年を重ねる」、お餅の上の橙(だいだい)は「代々家が大きく栄える」、三法(さんぽう)という台に載せて下に四方紅(しほうべに)を敷きますが、お供え物を載せる四方紅は紅のふちどりによって「災いを払い繁栄を祈願する」、稲妻状の紅白の御幣(ごへい)は「赤が魔よけ」、扇は末広がりの形をしていることから「末永く繁栄する」などといった願いが込められています。伝統行事の意味深さを実感してしまいます。
鏡餅は1月11日に鏡開きをして食べますが「切ることは縁起が悪い」とされていて、開くという言葉を使います。この際包丁で切ってはならず、手などで割って小さくするのがしきたりです。
みなさんも色々な意味を考えつつ、11日にはご自宅の鏡餅を開き、今年1年の祈願をして食してみてはいかがですか。みなさまにとって2006年も良い年となりますように・・・