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2006年07月20日

おすすめ通信 ~ドイツ・ローテンブルク~

コラム担当者 何でもおすすめ通信

ローテンブルク
今年はサッカーのワールドカップが開催され、多くの方がテレビや実際に行って、ドイツの町をご覧になったと思います。今回は、私が以前に訪れた、ドイツ・ロマンティック街道の代表的な都市である「ローテンブルク」をご紹介します。
城壁に囲まれた旧市街は、南北が約1.2キロメートル、東西約1キロメートルに満たない小さな町です。10世紀に最初の集落ができ、15世紀には人口6000人を超え、最盛期を迎えました。第2次世界大戦では町の約4割が焼失しましたが、全世界からの寄付と人々の努力により、中世の姿が忠実に再現されています。

馬車
実際に歩いてみると、写真のように木組みの家、石畳の道路、細い路地・・・と中世に迷い込んだかのようです。
この町並みを保存するために、ローテンブルクではとても厳しい建築条例を約100年も前から設けています。建物の改築にも審査が入るほどです。
昔の町を保存しながら現代の生活をしている訳ですから、不便なことも多少あるようです。石畳のため車に乗っているとガタガタと振動が激しかったり(車より馬車が似合う町です)、建物の外壁はそのままで内装だけ現代の暮らしに合わせて改築しているため、窓枠と窓が少しずれていたり・・・建築条例だけでなく、人々の町を大切に思う強い気持ちがあってこそ、今も中世の美しい世界を私たちは見ることができるのだと感じました。

さて、日本ではどうでしょうか。歴史的な町並み保存のための制度はあるのでしょうか。


伝統的建造物群保存地区・・・昭和50年の文化財保護法の改正によって制度が発足しました。市町村は『伝統的建造物群保存地区』を定め、国はその中から価値の高いものを『重要伝統的建造物群保存地区』として選定し、市町村の保存事業への援助や指導または助言をすることができるとされています。
平成18年6月1日現在、『重要伝統的建造物群保存地区』には64市町村で73地区が選定されています。さらに、港町や商家町、山村集落など、21に分かれています。
都道府県ごとに見ると、京都がもっとも多く7地区(伊根町伊根浦・加悦町加悦・京都市祇園新橋・京都市嵯峨鳥居本・京都市産寧坂・京都市上賀茂・美山町北)、次いで岐阜県が5地区(岩村町岩村本通り・高山市下二之町大新町・高山市三町・白川村荻町・美濃市美濃町)でした。
皆さん、夏休みの予定はもうお決まりですか?海外旅行も楽しいですが、日本の素敵な町並みを訪れるのも良さそうですね。
私も行ってみたくなりました。



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