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2008年02月18日

【ペットと暮らす】冬に多い病気PART2~泌尿器系疾患~

コラム担当者 ペットと暮らす

ネコこんにちは、阿部です。
先日は東京都心でも雪が積もり、肌を刺すような寒さが続いていますね。
花粉も飛び始め、花粉症でお困りの方も多いのではないでしょうか。
皆様も体調管理には、充分気をつけて下さい。

さて、今回は前回に続き、冬に多い病気というテーマです。
ネコを飼われている方、ぜひご覧下さい。


ファー泌尿器系の病気には、腎不全・膀胱炎・尿石症などがあります。中でも冬に要注意なのが、尿道にできた結晶のために尿の出が妨げられる尿石症。冬場には1日に2~3件、動物病院への来院があるほど発症が増えます。猫は本来砂漠の生き物なので、水分の喪失を少なくするため少量の水分を体内で有効利用します。このため、もともと濃い尿をするので結晶を作りやすく、寒い時期になると飲水量が減ることからさらに尿が濃くなり結晶化しやすくなります。
泌尿器系疾患は、尿石症、膀胱炎、腎不全…というように、体の下流から病気が上がって広がっていくものです。腎不全は悪化すると治らなくなる危険な病気です。尿石症の段階で治療をすることや、それ以前に予防することが大切です。

白ネコ尿石症
尿道に白い砂状のような結晶や血液の固まりが詰まり、尿の出が悪くなったりまったく出なくなる病気。飲水量が減り、尿が濃厚になって結晶が生じやすくなるケースが多い。尿の回数が頻繁になり、尿量が減る。また尿をした後の猫砂の固まりが小さい場合も尿量減の目安。トイレ外で尿をするのも要注意です。オスの方が尿道が細長いことなどから、メスよりも尿が出ずらくなり発症が目立ちます。
予防は飲水量を増やして尿量を増やすこと。猫の適温は23度前後で、18度以下に冷えると飲水量が減ります。室温を調整して飲水量を増やすように。また食事を低マグネシウム食にして、結晶の元を少なくします。

お座り腎臓疾患
尿石症の進行による膀胱炎の慢性化などから、発症するおそれの多い病気が腎不全などの腎臓疾患。腎不全は、体にとって有害な老廃物が排泄できなくなる病気で、悪化すると治らなくなる危険な病気。急性腎不全は飲水量、尿量が減り、慢性腎不全は多飲・多尿になる場合が多いです。特に慢性腎不全は死亡に至りやすいものですが、食物・薬物療法によって延命をはかることができます。


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